「なぁ~に、お盆休み、お盆休みだよ!」って理由をつけては、更新が滞っていた渡辺学です。先日、熊谷では40℃を越える記録的な猛暑になり、世間では「熱中症に注意!」と盛んに呼びかけている訳ですが、歌と音楽への熱中度合いだけは常にマックスにしておきたいものです。そんな僕もあまりに熱中したせいか(音楽以外ですけれどなにか??)GIT講師のZANちゃんに負けないくらい、日焼けのし過ぎで腕なんか丸焦げです。(夏休みおわったら比べてみよっと!)
さてと、今日のテーマは「歌うように話せ、語るように歌え」です。かなり昔の話ですが、ある小説でジャズピアニストが女性ボーカルに歌をレクチャーするシーンがあり、そのときの台詞がこうでした。
「歌は語るように歌って、そして話すときは歌うように話してください」
当然の事ながら、当時はその深い意味までは理解できませんでしたが、なんとなくそれが意味するところだけはぼんやりと感じていました。
あれから数年、自分自身も様々なボーカルトレーナー、また講師に出会い、いろいろな表現方法やスタイルをかいま見てきましたが、最終的にこれは聴こえ方の事なんだという事にたどり着きました。
たしかに、ジャンルの違いものあるので全てにおいてこれが当てはまる訳ではありませんが、比較的歌詞とメロディーをしっかり聴かせなくてはいけない歌に関しては、ほとんど当てはまると思って間違いないと考えています。
では、その「聴こえ方」について説明していきましょう。まず自分がリスナーとして、表現も技術面も非常に上手い他のボーカリストの歌を聴いたときは、不思議と聴き入ってしまっているようなことがあるとおもいます。こういった現象がどうして起きるか?
「表現方法が上手いから?」
たしかにそうですね。
「音楽的な技術面が優れているから?」
もちろんそれも大事です。
「声が良いから?」
好みもありますが、当然重要な要素。
さらに具体的に説明して行くにあたって、歌とか音楽という観点ではなく言葉を伝えるという事から見てくとわかりやすいのですが、まず言葉のアクセントや話すスピード、そしてトーン。この要素が複雑に絡まって、聴き手側を飽きさせないようにしているからだということです。
歌の場合は、その単語が持っている元々のアクセント、メロディーという音楽的要素のアクセント、歌詞の内容からみた重要な言葉の強調方法、歌詞の感情表現としての声のトーン等といういくつかの要素から成り立っていると考えています。
今現在、歌を歌っていて自分の歌がどうも平坦になりがちだなと思う人、もしくはそう言われてしまう人は、実は、このアクセントやら強弱の方法やらが出来ていないことがほとんどなのです。もちろん、本人は一生懸命気持ちを込めて歌っているかもしれませんが、しかし、言葉にしろ歌にしろ、何かを第三者にきちんと伝えるという事は、思っている以上にむずかしいのです。
ただ、ここで誤解してほしくないのは、日本語なのに英語っぽい歌い方がダメな訳ではないですし、淡々と歌う表現がダメな訳ではありません。普通に聴いているだけでは気がつきにくい点なのですが、このような場合でも音楽的な歌のアクセントはきちんとありますし、強調されるべきところはきちんと強調されているのです。
一番の理想は気持ちもしっかりあって、自然と言葉が第三者に理解できるように歌えるようになることが良いのですけれど、とはいえ、人間は頭で考えているように体の表現をスムーズに出来る人ばかりとは限らないのが現実です。ですから、客観的な立場からの技術的、知識的なアドバイスが必要になってくるのです。
声もピッチもそこそこ安定して歌えるような人はぜひ、自分の歌を録音して、自分自身で客観的に聴いてみる事をおすすめします。このときの基準値として、自分の好きなアーティスト、目指すボーカリストと歌と聴き比べてみてください。技術的な部分だけでなく、そのとき、自分自身で自分の歌と他の歌手の歌の「聴こえ方」の相違点を見いだせたら大したものです。
最初はモノマネみたいなものでも構いませんが、それならそれで、ブレスからなにから完璧に歌いこなせるようにしてみてください。また、そのアーティストの音楽的なバックボーンなんかも研究してみてください。そうする事により、浅いモノマネが深い表現方法として自分の身になっていくのです。
そんなわけで実際の方法として、歌詞や言葉を強調する方法はいろいろありますが、どうしても知りたい人は一度無料体験レッスンに来てみてください。こういったアクセントや強弱を付ける方法は、かなり思い切ってやらないと変化がわかりにくいですし、ちょっとしたコツを掴むだけでもかなり変わってきますからね。
ということで、今回はこの辺で!
次回は「シンガーソングライターに捧ぐ!」でお送りしたいと思います。
See you !
※無料体験レッスンのお申込みはコチラ→http://campus.ktai.at/mi/61.phtml?