音楽学校MIJAPAN東京校の「Recording Artist Program」はプロによるプロのアーティスト、作曲家、エンジニアを育成する学科です。
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第7回 RAPって何 
 
アレンジをしてみよう(総合編)
RAPって何第7回
 

 学校では、色々なアレンジ法を学ぶことができます。アレンジ編の最後に、全体的にどのようにアレンジに取り組んでいるのか、ほんの一例を紹介したいと思います。

 学科内では定期的に色々な課題が出されます。今回は「好きな曲をアレンジして、自分なりのカバー曲を作る」という課題が出されました。元の曲そっくりに作るのは「コピー」と呼ばれます。メロディはそのままで、リズムや楽器編成を変えてアレンジすることを「カバーする」と呼びます。

 それでは、「カバー曲制作の課題」に対して、どのように取り組んでいるのかを紹介したいと思います。

 数あるRAP科の部屋の一つです。この部屋では、基本的なパソコン操作、サウンド分析、作曲・アレンジ手法などを学びます。少人数向けでしっかり勉強できる環境が整っています。

 アレンジ手法の解説をしているところです。本日の講師は現役シンガーソングライターの松永先生。松永先生はMI Hollywood GITを卒業しているギタリストでもあり、「テニスの王子様」のテーマソングを歌っているヴォーカリストでもあり、またまた数多くの作曲・楽曲提供をしているマルチなミュージシャンなのです。

 今回取材させてもらうのは、シンガーソングライター志望の石川さん。女性アーティストのレゲエ調のノリノリな曲を、なんとバラード風にアレンジしてみるそうです。もともと歌うことが好きな石川さんですが、入学前は特に楽器経験はありませんでした。果たして無事にアレンジができるのでしょうか?

 パソコンの画面を拝見。元の曲をパソコンに取り込み、メロディだけをフルートの音色で入力しています。入学してから譜面にもだいぶ慣れてきたようですね。入力したメロディはあくまでもアレンジのためのガイドです。最終的なボーカルパートは、自分で歌うそうです。

 先生と一緒に細かいアレンジを考えています。まずはバラードなのでテンポを落とし、メロディに対して新たにコードをつけ直して、構成を作り、その上で他の楽器類を付け加えている様子ですね。しっくりいかない部分は先生がアイディアを出してくれるので大変心強いです。

 後半に盛り上がるところに入れたドラムがイマイチなので、LOOPを使って差し換えることにしました。1小節のリズムパターンを繰り返し貼りつけている様子がわかります。(LOOPについては第6回参照) LOOPは最近のR&Bでもよく使われる手法ですが、LOOPが入るだけで曲の印象はかなり変わります。

 ストリングスパートも入れて、バラードっぽくなってきました。コード進行は簡単にピアノの音色で入っているのですが、演奏はピアノの弾ける友達に頼むことにしたそうです。

RAP科は音楽制作全般を学ぶ為、実際のレコーディングでのプロデューサーのようにサポートミュージシャンを自分で選び、レコーディングディレクターのように現場でディレクションをし、時にはエンジニアにもなるというように楽曲制作の全ての工程と全ての役割を経験・勉強することができます。


 アレンジはほぼ完成し、あとはボーカルのみ。こちらはボーカルを録音するための部屋です。機材はたくさんあって複雑なので、設定をメモしているようですね。高価な機材がゴロゴロしているので気をつけて下さい(笑)


 歌を入れている様子です。後半の盛り上がるところには、コーラスを重ねました。同じコーラスのラインを2回歌って厚みを出すという「ダブリング」の手法を使いました。(ダブリングについては第5回参照) 自分でアレンジした曲を自分自身で歌うわけですから、とても楽しそうに歌ってました! このように自分で演奏・歌唱するか誰かに任せるか、それもセルフプロデュースのうちの一つなのです。)


 こうしてカバー曲は完成し、無事に提出されました。課題で提出された曲は、講師の皆さんが聞いてコメントをくれます。石川さんは普段から学習していることを生かし、着々と実力をつけているようです。近いうちにオリジナル曲に取り組むとのことですので、ぜひ頑張って下さい!

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音楽学校MIJAPAN東京校の「Recording Artist Program」はプロによるプロのアーティスト、作曲家、エンジニアを育成する学科です。

授業見学

RAPって何? CONTENTS
 
第1回
RAPって何?
第2回
何はともあれ打ち込みだ!
第3回
作曲してみよう(楽器ができない人編)
第4回
作曲してみよう(ギターが弾ける人編)
第5回
アレンジをしてみよう(ギター編)
第6回
アレンジをしてみよう(リズム編)
第7回
アレンジをしてみよう(総合編)
第8回
レコーディングをしてみよう(ボーカル編)
第9回
レコーディングをしてみよう(ドラム編)
第10回
レコーディングをしてみよう(ギター編)
第11回
ミックスダウンをしてみよう
第12回
卒業後の進路

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