MI JAPAN TOKYO
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Keith Wyatt

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〇ギターをはじめたきっかけは何ですか?
アメリカで決まり文句がある。それは『人々は楽器を選ぶ代わりに、楽器が人々を選んだ。』ということ。だからギターが私を呼んでいた。

〇音楽の道に進もうと決めた時期はいつですか?またきっかけは?
大学卒業後、何がやりたいかを考えたときに『音楽はずっとやっていたし音楽しかないだろう』と思った。そんな時にMI HOLLYWOODのGITの広告を見つけた。音楽やギターの勉強だけをする絶好の機会だったから、いっぱい勉強して、沢山Liveをたくさんして、それから先はご存知の通り。

〇音楽で食べられなかった時期はありますか?もしあるとしたら何で生計を立てていましたか?
ミュージシャンっていうのは音楽のフィールドでいろんなことをするというのは当たり前。当時の私はLiveの収入は多くはなかったかもしれないけど、教則ビデオの出版もしていたし、MI HOLLYWOODで講師もしていた。全部音楽のキャリアの中にあるもの。その1つ1つでは生活するには足りないけど、合わせると生活できるだけの収入はあった。でも一番大きいのは結婚して奥さんが仕事していたこと(笑)

〇音楽の道で進む際に、もっとも心がけなければいけないことは何だと思いますか?
音楽に限らず、『ただ仕事をする人』と『プロフェッショナル』の違いは、自分がやりたいことがたまらなく好きであること。「好きだ!」という気持ちが先にあるものが『プロフェッショナル』だと思う。大好きなものでどうやってお金を稼ぐかということだから、その分野の中で色々なことができるようにしておくほうが食べていける可能性が高くなる。例えば、ROCKしかできないでは食べていける幅が狭くなるけど、作曲もできる・歌も歌える・教えることもできる・レコーディングもできる、というように自分の才能が増えれば増えるほどその分仕事も増える。そのために学校があって、教育を受けることによって音楽の中で出来ることが増えていく。色々な事を幅広く出来るということがとても大切だと思う。
 

〇MI HOLLYWOODでは、講師として実際にどんな生徒を指導しましたか?
今まで何千人という学生を見てきているから一概には言えないけど、学生のミュージシャンとしてのキャリアが花開くのは卒業してから何年か経ってからというのが当たり前。卒業した生徒をテレビで見たり声をかけてきてくれたりプロになってCD出したりツアーしているのを見ても正直覚えてないこともある(笑)。最近だと、数年前にWeezerのBrian Bellというギタリストが電話をしてきて、バンドで頑張ってるんだと近況を話してくれた。ちょうどその頃アメリカでバカ売れしてた時期だったし、結構うまくいってるんだなって話をしたら、『MI HOLLYWOODでGITの学生だったころはとてもいい時間を過ごす事ができた。今でもまだ学びたい事があるからプライベートレッスンをしてください。』と言ってきた。2回ぐらいレッスンしてまたツアーもあるということで、彼はバンドに戻っていった。彼に限らず卒業生から、『プロになってからも、学校で過ごした時間は人生の中でとても素晴らしい時間だった』とよく聞くよ。

〇講師として指導する中で、印象的だった生徒は?
必ずしも「良い学生」が成功してるんじゃなくて、どっちかというと大多数の成功している人は必ずしも「良い生徒」ではなかった。言われたことをただやっていればいいということではなくて、Red Hot Chili PeppersのギターリストJohn Anthony Fruscianteは本当に自分自身がビックになるんだと信じていたから、態度にも出ていたけど、授業にはほとんど出ていなかった。彼がGITの学生だったころをとてもいい経験だったと思っているだろうけど、学校からみると決していい学生ではなかった。Scott Hendersonもそうだったし、彼は自分のやりたいことがものすごく明確で練習もすごくする生徒だったから、自分の中では完結してるんだけど、学校のためにいい学生でいようとはしなかった。時々その2つが一緒になることもある。いい学生でなおかつ才能もある場合もあるがそうじゃない場合のほうが多い。

○振り返って考えたとき、MIから学んだこと、行ってよかったこと、逆に後悔したことは何ですか?
MIに行って一番学んだことは、大事なことを順番通りにやったり自分に厳しくなって練習したりプレッシャーのあるときに良い仕事したりプロフェッショナリズムのことを学べた。それはその後、一生続く物だからとてもよかったけどもっともっとやっておけばよかったと思ったこともある。MIでは、アーティストセミナーが開講されたとき、手を上げた希望者がステージに上がれることがあるんだけど、そのときは『恥ずかしい』と言う気持ちがあったので手を上げなかった。手を挙げた人がステージにあがっていって、良い演奏ができなかったとしても絶対に良い経験になったはず。もっと積極的にステージに上がればよかったという後悔がある。

○たくさんの教則本や教則ビデオの監修に携わってきているが、そのきっかけは?
私が教則ビデオを作る一番最初の仕事をした時は、ビデオが発明されたばかりだったし、教則ビデオのようなものはなかった。色々なビデオが出始めたころ、教則ビデオのようなものを作ったらどうかな?と誰かが考えていた。そのとき、MI Hollywoodの先生の友人であるビデオプロデューサーが「MIにはたくさんの素晴らしい先生がいるから、その先生の教則ビデオを作ったらどうか?」と声をかけてきた。しかし、彼のビデオ会社には教則ビデオの監修になれるような経験のある人がいなかった。私はたくさんの教育経験があったから、その経験を活かしてその教則ビデオの監修をすることができたんだ。その後、Fenderが私の評判を聞いて、仕事の依頼をしてきた。それは、すごくラッキーな事だと思う。それからFenderで10〜12本のビデオを監修した。それらは、MIのたくさんの教則本、教則ビデオの内容、レッスンの内容などにその経験を活かすことができた。

○あなたにとって音楽とは?
私にとって『音楽』には2つのキーポイントがある。1つは感情的なもので、音楽でフィーリングを表現したりすること。それは私にとって、とても楽しいことだ。2つ目は、ビジネス、キャリア。音楽の仕事で2人の子供たちの教育もできて、生計をたてることが出来た。特にMIで仕事していることによって、MIのコネクションから他の仕事をすることができた。色々な事を含めて、私は本当にラッキーだったと思う。

 

 


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