K-A-Z

裸のギターを担いで...
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Q.ギターを始めたきっかけは?
中学生の時に洋楽好きの友達の影響で、貸しレコード屋さんに行ったり、テレビの音楽番組をチェックするようになってて、ある時その友達がハードロックやヘヴィーメタルに目覚めて、ギターを始めたんですよ。
僕はスコーピオンズやジューダス・プリースト知っていたから、音に関しての認識はあったけど、それらの音楽が僕の中でキチンとジャンル分けされていなくて、たくさんの音楽がある内の1つの音楽って程度でしたね。
ある日、その友達の家に遊びに行って、友達のギターを初めて聴いて、凄く感激したんですよ。凄く普通の奴だったんだけど、ギターを弾く姿はカッコよくて。
「これ、俺が弾いたらもっとカッコよくなるんじゃない?」ってふと思って、カッコよくなる為の1つのツールとして始めました。
ギターは身近にはなかったからその友達と一緒に楽器屋巡りを始めて。その年の春休みに自分の家でやっていた工場で、時給¥350で必死に働いて、資金作りをしました。
¥35000くらいのギターを買ったんだけどソフトケースをお店の人が付けてくれなかったから、友達にギターを教わりに行く時はいつも裸のギターを背負って自転車で通ってましたね(笑)
Q.始めた頃はどんな練習をしていましたか?
とにかく何か曲が弾きたかったから、友達が選んでくれた簡単な曲をただひたすら練習していましたよ。友達の教え方が上手かったのか、すぐに弾けるようになりましたね。
当時はギターテク至上主義みたいなところがあったから、ソロにも手を出して...みたいな感じでだんだんとギターに慣れていきました。
理論は譜面を追っていく中で「あー、これがペンタトニックっていうんだ!」みたいにコードもスケールも後追いで覚えていきましたね。
Q.アーティストを目指そうと思ったきっかけは?
自分達のオリジナルの曲を作り始めたころですかね?高校生くらいだったと思います。
オリジナルの曲を始めるとバンドとしても方向性がしっかりと出てくるし、「レコード会社と契約する」みたいな夢も出てきますしね。プロを意識しだしたのはその頃だと思います。
サウンドはもちろん、バンドの中に英語を話せるメンバーがいたから、英詞はバッチリだったし「これでメジャー契約出来る!」なんて甘い考えをしてましたね(笑)
Q.多弦ギターに出会ったのはどういうきっかけがあったんですか?
スティーブ・ヴァイが大好きで、僕が20歳くらいのときに彼の7弦ギターのモデルが出て、すぐに飛びつきましたね。
今は7弦ギターっていうとヘヴィ系やラウド系のギタリストが使うってイメージがあるけど、当時はテクニカルなギターを弾く人が持っているイメージがあったんですよ。
ただ僕は「これを持ってたら脅しがきくんじゃない?」みたいな感覚で初めは使ってましたね(笑)それに単純に7弦の出すローBの音が心にズキンと来るものがあったんですよね。
奥深い多弦ギターの音作り
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Q.今は8弦ギターを使っているとお聞きしたのですが...
そうです。今年から使ってます(2010年)。sadzで弾くようになってから使い始めたんですけど、凄い破壊力ですよ(笑)去年の楽器フェアで、シェクターのブースでデモ演奏をした時に弾いたのがきっかけです。触って最初の感想は「何これ!?」って感じでしたね。因みに一番低い音はF♯です(笑)
音作りには苦労してますね。低い音だから音の分離が悪くなって、丸い音になってしまうんですよね。速いフレーズとかリフものの曲は、音の粒が低音の中に埋もれてしまうので、キレイに音が出せるように音の整理をするようにしています。
例えば、ソロ弾いている時に低音を上げ過ぎると音がモコモコして何を弾いているかわからなくなるし、逆に高音を上げ過ぎるとキンキンして耳障りな音になってしまうし、7弦ギターを持った時から音作りはけっこう悩みましたね。
低い弦の音をどうエッジを立たせてフレーズとして聴かせるか。左手は弦にどうタッチすればいいか。どうピッキングをすればいいか。すごく試行錯誤しました。
ちなみに6弦ギターから7弦ギターに変えた時よりも、7弦ギターから8弦ギターに変えた時の方が違和感が大きいですね。
横幅が広いから、ミュートしたときに全ての弦を押えられなくて、他の弦が鳴ってたりするんですよ。
リハーサルの時は聴こえてなくても、レコーディングになるとやっぱり気になるんですよね。
大きな変化ではないけど、8弦ギターに対応したフォームに徐々に変えていきました。
Q.K-A-Zさんの音楽活動の中で一番大切にしているものは何ですか?
仲間ですね。
今も昔も仲間がいたからどんどん繋がりが出来て、いろんな人に紹介してもらったり、一緒にライブやイベントを組んだりして。仲間がいなかったら家でずーっと1人で弾いているだけだったかもしれません(笑)
自分だけのセンスを磨くべし
Q.最後にアーティストを目指している人達にアドバイスをお願いします。
自分のセンスを磨くことがいいのかなと思いますね。
僕の場合は簡単に言うとキャラ作りですかね(笑)この業界、実はキャラクターが凄く重要なんですよ。
僕みたいにわかりやすい、いかつい感じを求めている人達って意外に多いんです。
もし僕が七三分けにスーツだったらsadsで演奏してないですよね(笑)
そういう風にキャラクター作りをして、他の人に「あの人はああいう人」って認識される事が大切なんですよ。
もちろんテクニックを持っているのはいいことだし、中学の頃に一生懸命練習したことが今でも役に立つってこともあるけど、その人にしか無い部分を突き詰めるのは凄く大切だと思います。センスを磨いてそれを突き詰める事によって、人を引きつける力みたいなものが付いてくるんじゃないでしょうか。









